再帰性反射とは…?再び元の場所に光を跳ね返す性質のことです。

反射にも種類があり乱反射や鏡面反射は反射はしますが、光が来た方向には反射してくれません。これではドライバーさんが自分の存在に気付いてくれませんよね?

理屈は猫ちゃんの目に光が当たると光って見えるのと同じです。光の入ってきた方向すなわち他車の運転手さんに向かって光りを反射する性質を活用したのが反射材なのです。

3Mが開発してミネソタ州のハイウェイの道路標識に使われたのが発祥と言われています。

1. 道路運送車両法保安基準に定められた反射材

道路運送車両法とは所有権についての公証等を行い、並びに安全性の確保及び公害の防止その他の環境の保全並びに整備についての技術の向上を図り、併せて自動車の整備事業の健全な発達に資することにより、公共の福祉を増進することを目的に定められな法律です。

その中でクルマの構造および装置が備えるべき保安上、または公害防止のための技術上最低限度の基準を定めたのが保安基準です。

自分に合ったカスタムをバイクにすることはライダーの大きな楽しみの一つですが、その際には注意が必要です。必要な記載事項変更や構造変更手続きをせずに公道を走行すると違反切符を切られたり、国土交通省と警察合同で行う街頭検査などで整備命令を受け、その日から15日以内に必要な整備を行わなかった場合、車両の使用停止、車検証・ナンバープレートの没収、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられる場合もあります。

詳しくは国土交通省や自動車そ検査独立行政法人のホームページなど信頼できるwebサイトを検索してみてください。

今回のテーマ「反射材」について保安基準では

  • 側方反射器(サイド・リフレクター)35条の2
  • 後部反射器(リア・リフレクター)38条

が該当します。

上記反射器の取付け・増設などは以下の保安基準を満たしていれば構造等変更検査や改造届出をする必要はありません。

側方反射器(サイド・リフレクター)の保安基準

  • 二輪自動車、側車付二輪自動車に備える側方反射器は橙色(だいだいいろ・オレンジ色)であること。
  • 大きさ10㎠以上で夜間、側方150mの距離から走行用前照灯(ハイ・ビーム)で照射した際に反射光を確認できるものであること。
  • 反射部の上縁の高さが地上1.5m以下、下縁の高さが地上0.25m以上となるよう取付けられていること。
  • 反射部は側方反射器の中心を通り進行方向に平行な水平線を含む水平面より、上方10°の平面及び下方10°の平面、並びに側方反射器の中心を含む自動車進行方向に直交する鉛直面より側方反射器の前方向45°の平面及び縦方向45°の平面により囲まれる範囲において、全ての位置から見通せるように取り付けられていること。

後部反射器の保安基準

  • 後部反射器は反射光が赤色であること。
  • 反射部は夜間後方150mの距離から走行用前照灯で照射したときに、その反射光を照射位置から確認できるものであること。
  • 大きさが10㎠以上であること。
  • 二輪自動車に備える後部反射器は車両の中心面上に、反射部の中心が地上1.5m以下となるように取り付けてあること。また側車付き二輪自動車の二輪自動車部分に備えるものにあっては、その中心が二輪自動車部分の中心面上になるように取り付けられていること。

保安基準を守ったカスタマイズで安全に堂々と公道を走りましょう!

2. 反射材の種類と構造

⑴ガラスビーズを使ったタイプ

封入レンズ型(普通反射)

ガラスビーズを敷き詰めた構造になっています。

カプセル型(高輝度反射)

プラスチックフィルムとガラスビーズの間に空気層を設けてプラスチックフィルムによる光の屈折が影響しないようにしたまとめてカプセルに封入したものです。(反射性能は封入型に比べ3倍)

⑵プリズム型(超高輝度)

カプセル型に比べて、三角形もしくは四角形のプリズムにより広い範囲に光りを反射するためとてもよく目立ちます。(反射性能はカプセル型の3〜6倍)

3. 反射材の有効性

車のライトの光りを同じ方向に反射するということは、その車を運転するドライバーに向けて光りを反射するのでピカッと眩しく感じて早く発見され易いということです。

着るだけ・貼るだけ・付けるだけ、たったこれだけで自分の身を守ってくれる。これが反射材を着用する最大のメリットなのです!

夜間だけでなく、トンネル内など暗い場所でも反射材はその威力を発揮してくれますね!

4. 反射材グッズを賢くチョイスしよう!

ウエア・ヘルメット・ブーツ・グローブ

反射素材がはじめから使われている製品を選んで購入すると手っ取り早いです。蛍光色など明度の高い目立つウェアや反射ベストなどを着用していれば、昼間も他車に自分の存在をアピールすることが出来て安全性はさらに高まります。

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RAN反射板ステッカー(昼)

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RAN反射板ステッカー(夜)

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反射素材ステッカー

バイクやヘルメット、エナメルバッグ、などに手軽に貼っていただくだけで車のライトをドライバーに向けて反射するので非視認性が向上して夜間の交通安全・交通事故防止に役立ちます。

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RAN反射板ステッカーロングバージョン(昼)

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RAN反射板ステッカーロングバージョン(夜)

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反射素材キーホルダー

ツーリングバッグ、ディーパック、ボディーバッグなどに取付けるだけで非視認性をアップさせることが出来ます。しかも走行時ブラブラと動くので更に視認性が高まります。

5. 反射材活用のコツ

車のライトは照射範囲が走行用前照灯(ハイビーム)で100m、すれ違い用前照灯(ロービーム)で40mと道路運送車両法の保安基準で決められています。ロービームで時速60キロ走行していたとして2秒ちょっとで照射限度の40m先に到達してしまいます。

身体の低い位置、例えばブーツや万が一の転倒時に備えて車体フレーム下部などに反射素材のモノを使ったり貼付しておくと転倒時や交通事故の二次災害予防に有効です。

自分が他車のライトの照射外にいたとしても(40m以上先)車体や身体の低い位置に反射材が付いていれば、路面を反射した光を受けて反射材がピカッと光り、ドライバーが自分の存在に気付いてくれるかも知れません。

あと対向車や前車がいないときは走行用前照灯(ハイビーム)にこまめに切り替えて夜間の視認性をアップしてください。

6. 反射材の有効性を広めましょう!

ステッカーやキーホルダーのほかにも靴、傘、帽子、衣類、タスキなど、さまざまな反射素材を使用したグッズが販売されています。警察や教習所、バイク屋さんで無料配布されることもあるので、そのようなイベントに参加して反射材グッズをタダでゲットするのもお得ですね!

ライディング時以外でも、ご自分と家族、大切な人のために反射素材グッズを普段の生活に取り入れるとともに、みんなで反射材の有効性・安全性を広めていきましょう!、

SELF DEFENSE RIDING!!自衛運転を徹底してバイクを安全に楽しみましょう!

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